MT4 EAのバックテストをするときに知っておきたい3つの注意点

チャート

FXで自分なりの取引手法を決めて、いざMT4のEA(システムトレード)で実践を開始する前に、必ずやっておかなければならないことがあります。

それが、EAのバックテストです。

では、バックテストを行う上で注意すべき点にはどのようなものがあるのでしょうか。

信頼性の高いデータを利用する

バックテストを実行するためには、まずヒストリカルデータが必要になります。

ヒストリカルデータは、有料のもの無料のものを含め、さまざまな業者から提供されていますが、最も重要になるのは、より信頼性の高いデータを利用するということです。

どれだけ過去のデータを集めたとしても、その内容が実際の値動きと違っていては意味がありません。

必ずしも有料のものでなければいけないということはありませんが、中には粗悪なデータを提供している業者もありますので、その点には最大限の注意を払うよう心がけてください。

また、データはなるべく長期に渡るものを取得するようにしましょう。

カーブフィッティングにならないように

バックテストを行う上で最大の障害になるのが、このカーブフィッティングの存在です。

カーブフィッティングとは、過去の相場に合わせて、ルールを過剰に最適化してしまうことをいいます。

たとえば右肩上がりの相場では、ただ買って売るだけで利益が出るわけですが、それを単純にルール化したところで、この先ずっと利益を上げ続けることはできません。

右肩上がりの相場というのは、現在から過去を見た場合の結果であって、現在進行形の相場では、まず右肩上がりなのかどうかを把握する必要があるからです。

ですから、過去の右肩上がり相場のデータだけを用いて、そこで収益が最大化するようにルールを設定してしまうと、それは明らかなカーブフィッティングとなるのです。

取引のルールを決めるときは、カーブフィッティングにならないよう注意しながら、できるだけシンプルなものになるよう意識しておきましょう。

スプレッドやスリッページを必ず計算に入れる

バックテストでは良い結果が出ているのに、実践してみると思ったような利益が上げられない…と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そのようなケースでありがちなミスとして、スプレッドやスリッページを計算に入れていないという点が挙げられます。

1回の取引でのスプレッドやスリッページは小さなものかもしれませんが、取引回数が多くなるにつれて、それがだんだんと収支に影響を及ぼし始めるのです。

ですから、バックテストを行う際は、それらをしっかりと計算に入れておく必要があります。

スリッページに関しては、正確な数値を把握するのはなかなか難しいですが、ある程度不利な約定を事前に想定しておくことで、より実践的なルールの構築が可能になるでしょう。

いかがだったでしょうか。

バックテストは、自身の取引手法が機能するのかを見極める上で、たいへん有効なものです。

しかし、誤った方法でテストを行ってしまっては、意味のないものになってしまいます。

今回ご紹介した注意点をしっかりと意識していただいて、より精度の高いバックテストを実行していきましょう。

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