FXには気をつけるべきポイントがいくつもありますが、
その中でFX初心者が特に気をつけるべきところを3つご紹介します。
安易に逆張りをしない
FXをやっていると、チャートがどんどん円高に(あるいは円安に)なっていく一方的な相場を形成する事があります。
この時初心者は「もうそろそろ値段が反転しそうだ」と考えて、大きな流れとは逆のポジションをとってしまうことがあります。
確かにこれだけ下がったんだから次は上がるだろうと考えるのは自然な考えなのですが、一方的な相場が形成されている場合、底値とか関係なしでどんどん相場が下がっていく(上がっていく)ことが多いです。
なのでそのような相場になっている場合、変に逆張りをせずに何もしないか、順張りをした方がよいです。そういう場合の「そろそろ底値だろう」というのは、大抵の場合、ただの勘違いなのですから。
レバレッジを低めにする
レバレッジを高めにすると、少ない証拠金でたくさんの通貨を動かすことが出来ます。なのでFX初心者は、これを最高の25倍にして投資をする事が多いのですが、ちょっと待ってください。
レバレッジ25倍と言うのは、初心者どころか中級者にすら高すぎるレバレッジです。
昔はレバレッジを50倍とか100倍に出来たので、それと比べて25倍など大した事がないように思えますが、それは大きな間違いです。
今のドル円相場を基本にするとレバレッジを25倍にしてめいっぱいの規模で投資をすると
ドル円相場が(大まかな計算で)4円ほど予想と逆に動くとロスカットされます。
ちょっと相場が荒れると4円程度簡単に動くことを考えると、レバレッジ25倍がいかに危険であるかよくわかるでしょう。
初心者はレバレッジ2~5倍程度で十分です。
それで物足りなくなって初めて、レバレッジを10倍以上にすることを考えるべきでしょう。
ロング(買い)にこだわらない
皆さんご存知のようにFXは買いから入ることも売りから入ることもできます。
これが株だと基本的には(信用取引があるとはいえ)買いから入ることしか出来ませんが、FXはそんなこと関係ありません。
だからFXでは売りから入ってもいいのですが、FX初心者の場合つい買いから入ってしまいます。
買って売るという行為が売って買う行為より自然なのでそうなるのは当然なのですか、あまりにそれにこだわってしまうと、儲けるチャンスを捨てることになりかねません。
なのでFX初心者は買って売るというこだわりを捨てる必要があるのです。