「 2016年05月 」一覧

FXで負けを小さく勝ちを大きくするための基礎知識

お金
損小利大という言葉があるように、FXで収支をプラスにするためには、負け額を小さく抑えながら、勝ち額を大きく伸ばしていく必要があります。
では、そのために理解しておくべき基本的事柄には、いったいどのようなものがあるのでしょうか。

トレンドフォローを意識する

一度は聞いたことがある言葉だと思いますが、トレンドフォローの意識を持つことは非常に重要です。
トレンドとは、相場がどちらか一方向に動きやすい状況を指すのですから、当然その波に乗っていかなければなりません。
そしてトレンドを意識するときに大切になるのは、「必ず上位時間軸から確認するようにする」という部分です。
たとえば、5分足を見ながらトレードをしているとして、そこで上昇トレンドを確認できたからといって、それだけを根拠に買いを入れるのはいただけません。
実際にトレードを行うのは5分足であっても、必ずそれよりも上位の60分足などを確認し、トレンドがしっかり発生しているのかをチェックをするようにしてください。

利食い幅を損切り幅より大きく設定する

利食いの値幅は、基本的に損切りの値幅よりも大きく設定する必要があります。

勝つときは小さな額をコツコツと積み重ね、負けるときはドカンと大きな額を失っているようでは、トータルで勝つことが非常に難しくなってしまうからです。
具体的には、損切り幅の1.5倍から2倍の値幅を、利食いの値幅として設定するのがよいでしょう。
さらに、値幅を設定するときに注意すべき点もあります。
それは、たとえば「値幅は何pips」といった具合に、単純に固定してしまわないということです。
必ず直近のボラティリティを確認するようにして、その値に応じて値幅を変化させるようにしましょう。

己の欲望に打ち勝つ

損小利大を実現する上で最も重要になるのが、己の欲望に打ち勝つという部分です。
プロスペクト理論でも説明されているように、人間は目の前の利益の確定を急ぎ、なおかつ損失の確定を見送ってしまう傾向があります。
負けを小さくして勝ちを大きくするためには、そのような人間の本質的な欲望を打ち負かさなければなりません。
心の赴くままに利食いと損切りを行ってしまえば、確かにその瞬間は気持ちよくいられるかもしれませんが、トータルで収支をプラスにすることは難しいといえるでしょう。
これは決してたかが精神論というものなどではなく、FXで勝つためには必須ともいえる心得になります。

いかがだったでしょうか。
FXで収支をプラスにするためには、負け額を小さく抑えながら、勝ち額を伸ばしていくのが大切だということがわかっていただけたと思います。
これらの基本的事柄をしっかりと押さえながら、ぜひとも利益を積み重ねていってください。


MT4 EAのバックテストをするときに知っておきたい3つの注意点

チャート

FXで自分なりの取引手法を決めて、いざMT4のEA(システムトレード)で実践を開始する前に、必ずやっておかなければならないことがあります。

それが、EAのバックテストです。

では、バックテストを行う上で注意すべき点にはどのようなものがあるのでしょうか。

信頼性の高いデータを利用する

バックテストを実行するためには、まずヒストリカルデータが必要になります。

ヒストリカルデータは、有料のもの無料のものを含め、さまざまな業者から提供されていますが、最も重要になるのは、より信頼性の高いデータを利用するということです。

どれだけ過去のデータを集めたとしても、その内容が実際の値動きと違っていては意味がありません。

必ずしも有料のものでなければいけないということはありませんが、中には粗悪なデータを提供している業者もありますので、その点には最大限の注意を払うよう心がけてください。

また、データはなるべく長期に渡るものを取得するようにしましょう。

 

カーブフィッティングにならないように

バックテストを行う上で最大の障害になるのが、このカーブフィッティングの存在です。

カーブフィッティングとは、過去の相場に合わせて、ルールを過剰に最適化してしまうことをいいます。

たとえば右肩上がりの相場では、ただ買って売るだけで利益が出るわけですが、それを単純にルール化したところで、この先ずっと利益を上げ続けることはできません。

右肩上がりの相場というのは、現在から過去を見た場合の結果であって、現在進行形の相場では、まず右肩上がりなのかどうかを把握する必要があるからです。

ですから、過去の右肩上がり相場のデータだけを用いて、そこで収益が最大化するようにルールを設定してしまうと、それは明らかなカーブフィッティングとなるのです。

取引のルールを決めるときは、カーブフィッティングにならないよう注意しながら、できるだけシンプルなものになるよう意識しておきましょう。

 

スプレッドやスリッページを必ず計算に入れる

バックテストでは良い結果が出ているのに、実践してみると思ったような利益が上げられない…と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そのようなケースでありがちなミスとして、スプレッドやスリッページを計算に入れていないという点が挙げられます。

1回の取引でのスプレッドやスリッページは小さなものかもしれませんが、取引回数が多くなるにつれて、それがだんだんと収支に影響を及ぼし始めるのです。

ですから、バックテストを行う際は、それらをしっかりと計算に入れておく必要があります。

スリッページに関しては、正確な数値を把握するのはなかなか難しいですが、ある程度不利な約定を事前に想定しておくことで、より実践的なルールの構築が可能になるでしょう。

 

いかがだったでしょうか。

バックテストは、自身の取引手法が機能するのかを見極める上で、たいへん有効なものです。

しかし、誤った方法でテストを行ってしまっては、意味のないものになってしまいます。

今回ご紹介した注意点をしっかりと意識していただいて、より精度の高いバックテストを実行していきましょう。