FXでは損切りは必要不可欠な要素です。損切りせず塩漬けするということは非常に危険です。
特に初級者の方々などはそれを行う事ができずに、大損失が発生する事例が目立ちます。
ポジションを持つ
FXの基本は、まずは新たにポジションを持つ事からです。それで例えば、100円というレートにてポジションを持ったとします。今後その外貨が上昇すると考えたので、とりあえずはポジションを保有したとしましょう。
しばらく時間が経過すれば、もちろんその価値が変動する事になります。上記の事例ではロングを持ったので、もちろんこの場合は上昇を期待する事になるのです。まずはこのような形で、ポジションをする事になります。
しかしFXは、必ずしも予想通りに動くとは限りません。むしろ自分の予想とは逆の方向に動くケースも、決して珍しくはないのです。
上記の事例ではロングポジションを持ったので、この場合は上昇すれば良い訳です。ところが現実には上昇せずに、90円台などに下落してしまう事がよくあります。自分の思い通りにならないケースは、FXでは珍しくないのです。
予想に反して損失が拡大してしまう
上記の100円というポジションは、80円台などに下落すると、かなり大きな損失になってしまいます。1万通貨を保有していたら20万円の損失ですし、もちろんもっと多い枚数ならばさらに損失が大きくなる訳です。
上記のような20万近くの損失になった時は、もうなるべく早めに損失を拡大する方が望ましいと言えます。なぜなら今後も下落する可能性があるからです。
しかし多くの初心者の方は、このタイミングで損失確定ができません。それで更に下落が拡大し、30万以上などに膨らんでしまうケースもあるのです。それでロスカットが余儀なくされるケースも珍しくありません。
損切りを覚えるのが第一
このような失敗などを経て、損切りの重要性を覚える必要があります。これを覚えない限りは、FXではたいてい負け組になってしまいます。淡々と損切りができるようになれば、FXのトレーダーとしては中級入りとも言われているので、できるだけ早めに損切りの大切さを覚えるのが望ましいです。